まだ子供だったころのことを思い出す
でももう大人のように働いていた
俺の歌はこんなふうだった
確かに大地は疲れるところだ
いつもいつも
確かに大地は女のように
季節ごとにスカートを変える
夏には黄色になり
小麦がとれる
秋には赤になり
ワインができる
そしてオリーブグリーン
冬になると
春にはドレスのようになる
働きに行く
でも今夜はどうする?
そこにいる女は?
ララララ
働きに行く
でも俺の心はどこに?
なくした花を探す
もし捨てられたバラが俺をとらえるなら
夏が来て バラが咲く
花婿万歳! 花嫁万歳!
夜になって 愛しあう
でも昼には2倍の仕事
太陽とともに働く
風とともに働く
木の一部になり
日暮れに帰る
でも月と澄んだ空の下で
干し草の上で 君を抱く
働きに行く
でももし王様に生まれたら
お祭りをするだろう
働きに行く
疲れているけど それがなんだ
夜のお相手はそんなこと知りもしない
働きに行く
外は寒いけど それがなんだ
暖めてくれる人がいる