ほろ酔い描写で覗く夜灯りは
誰かの嘘が砕いた月
嘘を織り交ぜた空にならば
騙されても良いと思った
最後に何を残そうとしてのか
潤す喉を閉じ込め
つまりは何を言おうとしたのか
足跡消しながら歩いた
密かに嘘の木々を避けながらと
何も残さずに消えていった
ほろ酔い描写で覗く夜灯りは
誰かの嘘が砕いた月
幾度と散らしてた言葉さえ
何処にも無かったはずなのに
今では見飽きた夢に
ふらり知れずとはぐれた鬼
嘘を織り交ぜた空にならば
騙されても良いと思った
初めに何を晒そうとしたのか
震える喉を抑えて
本当は何を隠そうとしたのか
頭の角を押さえ込んだ
誰もが外観を頼りに辿る
どうにか気づいて私の事
ほろ酔い描写で覗く夜灯りは
表情が砕けて綺麗でしょう
数知れず萃めた言葉でも
遥かに敵うはずがない
今では溺れた夢に
ゆられ溶けていく空模様
深く長く酔しれていたい
嘘月の光浴びながら
密かに避けてきた嘘の木々から
もう逃げないでよ私の角
ほろ酔い描写で覗く夜灯りは
誰かの嘘が砕いた月
幾度と散らしてた言葉さえ
何処にも無かったはずなのに
今では見飽きた夢に
ふらり知れずとはぐれた鬼
深く長く酔しれていたい
嘘月の光浴びながら