静(しずか)の森に 浮かび上がる
静(しずか)の森に 時を運んで
木立のささやきに
ひたすらな愛に
ふれあう喜びに
限りないその夢に
一つふわり 二つふわり
綺麗な命を燃やし
光が踊るよ
短い季節を抱いて
光の詩 唄うよ
泉の町に 月が落ちる
泉の町に 帰ってゆくの
遥かなさざ波に
記憶の鎖に
まばたきの間に
小さなこの胸に
行き暮れる川の流れ
もうすぐ季節が変わる
光の詩 残して