おじいさんの時計は棚の上に置くには大きすぎて
90年もの間、床に置かれていたんだ
時計はおじいさんの背丈より半分以上も大きかったけど
1ペニーウェイト(約1.5グラム)の重さもなかったんだ
その時計はおじいさんが生まれた日の朝に買ってきたもので
それは宝物でありながら、おじいさんの誇りだったんだ
だけど急に止まっては、もう動かなくなってしまった
おじいさんが亡くなった日のこと
繰り返し:
90年も休まずに
チク・タク・チク・タク
おじいさんの生涯を刻一刻と数えながら
チク・タク・チク・タク
急に止まっては、もう動かない
おじいさんが亡くなったその時に
おじいさんが言っていた、おじいさんが雇った人の中で
時計ほど忠実な召使いはいないと
時間を無駄にせず、たった一つの欲望を持っている
週の終わりに、ネジを回してもらうことだけ
繰り返し
自分の持ち場に留まって、しかめっ面さえ見せない
両手(時計の針のこと)を決してぶら下げることはなかった
だけど急に止まっては、もう動かなくなってしまった
おじいさんが亡くなった日のこと
繰り返し
真夜中に時計の音が鳴り響いた
もう何年も鳴っていなかったのに
その時、僕らはおじいさんの魂が天に昇ったことに気づいた
そう、旅立ちの日がきたのだと
繰り返し
時計は柔らかくて弱々しいチャイムとともに、時を刻んでいた
僕らはただ静かに、おじいさんの死を看取っていた
やがて時計の音はやみ、もう動くなくなってしまった
おじいさんの亡くなったその時に
繰り返し
90年も休まずに
おじいさんの生涯を刻一刻と数えながら
急に止まっては、もう動かない
おじいさんが亡くなったその時に
繰り返し