そのほほをつたう涙から
ぼくはたくさんのことを知った
何カ月もたって今わかった
ぼくが君にとって何なのかを
その視線とほほえみが
ぼくに君の秘密をあかした
君はぼくを愛していた
そして今もそうだと
ぼくはわかっていなかった
知らなかった
君が
僕を愛しているなんて
僕と同じように
君も勇気がなかった
それを告げるだけの
そのほほの涙は
愛の奇跡
それは今ぼくにとって本物になった
君しか愛さない