たくさんの言葉を貸し付ける 耳の不自由な人のように
僕の中身をこぼした今日 君のいないことを話していたね
捕虜のようで 破片のようで 自分自身のようだ
自分の殻を破った今日 僕は僕の中身と話し合ったんだ
その顔を初めて見た子供のように
僕は見たんだ 自分自身を見つめたんだ
壊れた鏡が バラバラに
バラバラに 何があったとしても 君は僕の彼女
君がいないときに 君の名前は何粒の涙になるのだろう
どうか 来ておくれ 来ておくれ 来ておくれ 来ておくれ
君のいないイスタンブルの敵は、僕なんだ
切り裂いた希望から 帆を作ったけれど
君がいなくて 僕は行くことも留まることも出来なかった
本当のことだったのだろうか 抱きしめるために僕ら努力したのは
贈り物の飾付けをしたみたいだね 僕の別れに
物を失くすことに取りつかれた子供のように
僕は何も言わずにいて 自分自身に怒っていた
壊れた鏡が バラバラに
バラバラに 何があったとしても 君は僕の彼女
君がいないときに 君の名前は何粒の涙になるのだろう
どうか 来ておくれ 来ておくれ 来ておくれ 来ておくれ
君のいないイスタンブルの敵は、僕なんだ