初めて会った日のことを思い出すわ
星たちはそれぞれの空で輝いていて
その瞬間だけは何の問題もなかったの
けれど、あなたの瞳は私をとらえ
私たちは歩きながら、話し合い
これまでの人生について笑いあったわ
あなたの瞳に月が浮かんでいたように
運命がふたりを巡り合わせたのだと
夜は絶えず堕ちていった
私たちの奥深くに
光は絶えず輝きを増していた
[サビ]
ああ、月よ
私たちが月の術中にはまってしまった夜
ああ、月よ
光はまだ私を導いてくれるのね
あなたの元へと
ホテルの中で、カフェの中で
世界中がロマンスに溺れていた
港では、月光に照らされながら
全ての船が身を揺すぶっていた
あなたは私を抱き、口づけをした
その時私はあなたと生きるべきだと悟ったの
あなたは何も聞かず、ただ私を
小さい部屋の小さいベッドの中に連れていった
バンドは絶えず奏でていた
諦めの歌を
絶えず太陽はまた昇っていく
[サビ繰り返し]
[Cメロ]
今、私はマルセイユの通りを歩いてる
冬の空は寒く、今にでも雨が降りそうで
なぜあなたを置いていっちゃったのか分からないわ
あなたは一体どこにいるのかしら?